楽らくディナーセット（ハンバーグ・ローストビーフ・コンビーフ）

POINT1商品に最適な部位を選ぶ

商品を開発する中で、私たちが常に気を配っていることがいくつかあります。
ひとつはその商品に最適な部位を選ぶこと。
私たりが以前より研究している、赤身の旨み。「モモ」・「ネック」・「スネ」は、代表的な赤身の部位で、非常に旨みを感じられる部位です。

ハンバーグはスネ肉。素材にスネ肉が選ばれたのは、濃厚な旨みとともにコラーゲンを多く含んでおり、ハンバーグの味と口当たりを良くするには最適だから。
コラーゲンに含まれるアミノ酸（ヒドロキシプロリン）は脂質と混ざり合うことで、なめらかな口当たりに。スネ肉にはヒレやサーロインの3倍以上も同成分が含まれています。また、コラーゲンは加熱するとゼラチンに変わるため、柔らかさも増してくれます。

「赤城牛ローストビーフ」は赤城牛の赤身部位のみを使用しています。
素材に赤身部位が選ばれたのは、旨みに大きく関わるグルタミン酸やイノシン酸が豊富に含まれるから。これらが共存することでお肉の旨みは一層高まります。
他にも、コラーゲンとL.カルニチンの存在にも着目しました。
コラーゲンに含まれるアミノ酸（ヒロキシプロリン）は美容のみならず健康維持に期待される栄養成分で、赤身部位はロース部位に比べ2倍以上の同成分が含まれます。
ダイエット業界で注目され、脂肪の燃焼を促すL.カルニチンも豊富に含まれ、赤城牛のヘルシーなおいしさをお楽しみいただくのにふさわしい部位なのです。

コンビーフにはモモ、ネック、スネを使用しています。
以前よりお付き合いのある精肉店さんで試食させていただいた際に、あまりのおいしさに衝撃を受けた「コンビーフ」。
これをなんとしても繁殖から加工まで一貫して生産された鳥山牧場産和牛で実現したい。鳥山牧場産黒毛和牛の美味しさをもっと色々な食べ方で様々な方に楽しんでいただきたい、そんな想いから開発に至りました。

POINT2旨みを最大限に活かす

もう一つ大切にしているのは、赤城牛ならではの肉質のしっとり感や旨みを最大限に引き出して仕上げること。
素材となる赤身部位から、ひとつひとつ職人の手作業で仕込み、徹底された温度管理でお肉本来の旨みを閉じ込めたのが「赤城牛ローストビーフ」です。それは繁殖、肥育、精肉加工まで一貫生産の私たちだからできること。ローストビーフ作りの匠が、ひとつずつハンドメイドで完成させます。

ハンバーグには、メインのスネ肉以外にも、上級部位であるロース、サーロイン、モモ肉などを加工する際に出る端肉を利用しミックスすることで、奥行きのある旨味をプラス。肉の匠ならではの工夫で美味しさアップ。肥育、精肉加工まで一貫管理の私たちだからできる裏技です。
これに和豚もち豚をミックス。牛肉80%、和豚20%、タマネギ、パン粉、鶏卵と原材料のすべてが国産で添加物は一切使用していません。
口当たりのなめらかさ、肉本来の芳醇な旨み、ジューシーな柔らかさ。牛肉を知り尽くした私たちならではのハンバーグが完成しました。

コンビーフは谷川岳の麓、水上で独自のこだわり商品を提供し続けている「育風堂精肉店」さんの技術と鳥山牧場産黒毛和牛「TORIYAMA UMAMIWAGYU」が持つ特有の旨みを掛け合わせた商品。まさにベストオブベストです。
手間ひまをかけることで、旨みを最大限に引きだしています。