ブロック肉の愉しみ
塊のお肉をつかって料理を楽しみたい方に、当店の匠が丁寧にカットしたブロック肉をご用意しました。
赤城牛・赤城和牛はブロック肉での調理にも大変向いています。それは、柔らかくきめ細やかな肉質でお肉自体の赤身や脂の旨味が凝縮されているから。
鮮やかなレア、ピンク色が美しいミディアム等々、自分好みの仕上がりにできるから楽しい。
少し手間ひまかけたい休日や、おもてなし料理にも大活躍です。
また、料理が好きな方へのプレゼントにもきっとお喜びいただけます。
3種類のブロック肉をご用意しております。
サシが少なく旨味の強い赤城和牛のモモ肉、そのまま真空パック調理ができるローストビーフ用赤城牛モモ肉、そして赤身とサシのバランスが良い厚切りサーロイン。
お好みに合わせてお楽しみください。
モモブロック肉のメリット
・カラダづくりに最適
牛モモ肉には良質なタンパク質(アミノ酸組成によるものも含む)・鉄分が豊富に含まれており、さらに低脂質。健康的なカラダを目指せます。筋トレやボディメイク中のメイン料理に。
・免疫力を高める
細胞の主成分であるタンパク質はもちろんのこと、ビタミン、そして免疫細胞を活性化させるミネラル類の亜鉛は牡蠣の次に多く含まれています。
和牛(脂身付き 生) | 交雑牛肉 (脂身付き 生) | |
エネルギー | 259g | 343g |
タンパク質 | 19.2g | 16.4g |
アミノ酸構成によるタンパク質 | 16.2g | 14.3g |
脂質 | 18.7g | 28.9g |
鉄 | 2.5g | 2.1g |
亜鉛 | 4.0g | 3.9g |
ビタミンB1 | 0.09mg | 0.08mg |
ビタミンB2 | 0.20mg | 0.16mg |
定番のローストビーフ
ブロック肉の定番ローストビーフを、モモ肉や、サーロインで作ってみてはいかがでしょうか。
モモ肉は冷めても肉の旨味が感じられるので、冷静オードブルにしても美味しいです。
サーロインは、出来立てで脂の贅沢な旨味を楽しめます。
難しい印象のあるローストビーフですが、同梱されている、湯煎でできる手軽なレシピを是非お試し下さい。赤城牛のモモ肉は真空パックでのお届け、ソースも付いているので、簡単に失敗なく絶品ローストビーフが完成です。
ブロック(塊)肉の調理ポイント
基本となるポイントは2つ。
焼く前のお肉の温度
火を通す調理の温度
まず、お肉の基本特性を知っておきましょう。お肉を加熱すると、霜降りの脂は30℃くらいで溶け出し、50℃くらいから赤身のタンパク質がかたくなり、歯切れの良い食感になると共に肉汁も出てきます。脂が溶けるとなめらかな食感と脂の甘みが得られ、赤身を適切な温度にすると旨味たっぷりの肉汁が堪能できるわけです。
ブロック(塊)肉の場合は、厚みのあるお肉の表面を熱して、余熱でお肉の中心まで適切な温度に調理することが美味しさの秘訣になりますから、冷たいままのお肉を調理するのはNGです。表面の余熱が十分に伝わらなかったり温度にムラができてしまうので、美味しさが半減してしまいます。
ブロック(塊)肉は、調理の30分前には冷蔵庫から出して、常温に戻しておきましょう。
つぎに、調理の温度です。お肉の中心温度が低すぎると生のような状態で噛み切れなかったり、逆に中心温度を上げすぎると、歯切れの良さを通り越してお肉がかたくなりすぎるので、低温でじっくり、じんわりと熱を入れていく事になります。
一方で、こんがりと焼き目を付けることも大切です。この、焼き色が付く現象はメイラード反応といって、アミノ酸と糖が過熱によって褐色に変化するとともに香気成分を生みだすため、美味しさの要因です。また表面をしっかり焼いておくと、肉汁がお肉の外に流れ出てしまうのを防ぐ効果もあります。
フライパンなどで調理する場合には、表面を高温で焼いてから、少し低温で中まで火を通すのが理想という事になります。塊肉の場合は、表面と表面だけでなく、側面もまんべんなくしっかり焼いたら、フライパンから引き上げてアルミホイルに包んで休ませ、中に熱を通す方法がお手軽です。
真空パックを利用して湯煎で火を通すローストビーフのレシピ(PDF)もご紹介していますので、是非お試しください。
ローストビーフ以外の楽しみ方、バリエーションいろいろ
ブロック肉は、定番のローストビーフ以外にも様々な楽しみ方があります。
モモ肉の場合は火を通す前に酒やおろし玉ねぎ、塩麹などに漬けておくと、さらにやわらかくなります。
サイコロステーキ | 食べやすく一口大にカットして表面に火を通してサイコロステーキに。 |
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煮込み | ビーフシチューや赤ワインの煮込みに。圧力鍋を使えばホロホロと濃厚な旨味が広がります。 |
カツ | 薄めにスライスして、パルメザンチーズの香りをまとった衣で揚げればミラノ風カツレツ。 厚めにスライスして、専門店でも人気のレアな牛カツにも。 |
サーロインブロックを厚切りステーキで楽しむ
ステーキはシンプルなお料理だからこそお肉そのものの旨味をダイレクトに味わうことができます。
当店のサーロインブロックは500gの厚切り。
大迫力の厚切りステーキを美味しくいただく焼き方をご紹介いたします。
ポイントは、お肉の中心温度を上げすぎないことです。70℃以上で肉汁が逃げてしまうため、65°C未満で中までじっくり火を通します。
それには2つの方法があります。
最初に低温調理をしてから最後にフライパンで高温で焼き色をつけるか、たっぷりの熱した油で焼き色をつけてから火加減を弱めて油を回しかけながらゆっくりと火入れをするアロゼという調理法です。仕上げのアロゼにバターを加えると、お肉の香りも引き立ちます。
当店のサーロインブロックで、是非お試しいただきたい逸品です。
和牛と国産牛
和牛と国産牛について知るには、まず日本における牛肉の分類を知らなければなりません。
日本で販売されている牛肉は、国産牛肉と輸入牛肉に分けられます。国産牛肉を品種で区分したものが「和牛/国産牛」です。
和牛とは特定の品種区分で、黒毛和種(くろげわしゅ)・褐毛和種(あかげわしゅ)・無角和種(むかくわしゅ)・日本短角種(にほんたんかくしゅ)の四品種と、この和牛同士の交雑種を指します。
明治以降に牛肉が食用として広まると、主に農耕用として飼育されてきた在来種に、海外のさまざまな品種を交配し改良や生産の工夫を重ねた成果が"和牛”です。
国産牛とは、和牛以外の乳用種、肉用種、F1交雑種(エフワン|一代雑種牛)、海外から輸入した牛のうち、国内での飼育期間が海外よりも長い牛を包括した呼称となっています。
和牛は特定の品種を指すのに対し、国産牛は原産地を指しているのです。海外で育てられた”和牛”も存在することから、和牛=国産ではなく、海外品種であっても国産牛と呼ばれるなど、和牛と国産牛の区別は、ちょっと理解が難しいところかもしれませんね。
ちなみに、赤城和牛は黒毛和種の和牛、赤城牛はF1交雑種の国産牛です。品種の指定だけでなく肥育から肉質等級、安全性まで厳しく定められた基準を満たしたものだけを選別した、高品質のブランド牛です。
肉の匠が贈るローストビーフ
赤城牛 ローストビーフ 200g ソース付き
¥2,700~(税込)
赤城牛 ミスジローストビーフ 200g ソース付き
¥3,500~(税込)
赤城牛 ローストビーフ紅白2個セット(ミスジ+赤身肉)各200g ソース付き
¥4,980 (税込)